作品ギャラリー最終更新 2024年9月25日

散歩スケッチスポット:聖徳記念絵画館(東京都新宿区)

スケッチスポットについて

明治天皇やその時代の出来事にまつわる名画を所蔵。神宮外苑のイチョウ並木を進んでいくと、絵画館の立派な建物が見えてきます。

近隣には国立競技場、明治神宮野球場など。見栄えの良い大きな箱物も多数あり。散歩スケッチ向きのエリアだと思います。

スケッチの動機

都民なのに。「かの有名なイチョウ並木を一度も見たことがないな」、と出かけてきたのがきっかけです。

本当はイチョウ並木を描くつもりでいましたが、紅葉シーズンで平日でも人がいっぱい。そのままイチョウ並木をぶらついていたところ、洋館のような造りの絵画館を発見しました。

実は洋館って。東京住まいでもめったにお目にかかれないモチーフだったりします。有楽町のような都心に出るか、隣県の横浜まで行かないとスケッチできません。

おお~! 久しぶりの洋館だ。これは描くっきゃないよね、とスケッチを始めました。

スケッチのポイント

この建物見たら、描くっきゃないっしょ。

難易度:★★★★

細かく目地まで描き込むとなると、現地での完成は難しい。野外では外形の完成を目指し、仕上げは家で。

スケッチする際の立ち位置

正面にベンチあり。座って作業できるので体が楽。ただし、学校が終わる時間帯になると近所の運動部がこの絵画館の前で集団ストレッチ(?)を始めるので注意。

人の目:普通。ベンチに座って描いていれば、覗かれる心配はほとんどない。

興味深い点

洋館独特のレンガ目地を描き込んでいくのは楽しい。メインで使うものより細い万年筆やミリペンがあると便利。

注意したい点

上部のドーム形状は、下書きを入れてしっかり形を決めたい。もし建物の大きさを表現したいなら、人物を入れたほうがいい。

食料調達難易度:★★★★

絵画館のあるエリアは大きな公園。イチョウ並木にわずかな飲食店があるくらい(※紅葉シーズンはそこも激混み)。

観光地エリアで物価も高いことから、あらかじめ持参がおすすめ。公園なので、座って食べる場所は見つけやすい。

今回のスケッチの

イチョウシーズンは人物スケッチの練習に最適

こちらが名物のイチョウ並木です。東京の紅葉スポットと言えば、必ずベスト3にはランクインします。

訪問したのは、近所の紅葉も終わりかけの頃。やっぱり神宮の方もだいぶ散ってますね。

平日でこの人出はさすが。

でもすごい人。これならイチョウを描くより、人を描く方がだんぜんおもしろそう。

イチョウと一緒に自撮りしている人、童心にかえって落ち葉遊びしている人、老人ホームからの団体など、非日常を楽しんでいる人たちの方がスケッチのテーマとしては魅力的な気がします。

ちょうどいい具合にみなさんウキウキなので、少しじっくりスケッチしても気づかれずにすみそうです。最近流行りの「カフェスケッチ」の練習にもよさそう。

イチョウ祭りで絶品五平餅に出会う

紅葉シーズンということで、公園ではイチョウ祭りを開催中。

並木道から横に入ったスペースで屋台の出店がありました。

あっ……五平餅やん! 私の好きなやつ!

五平餅の味に3種類あるのもポイントが高い。

しかも祭り会場なのに、350円と良心的な価格。

うーん、食後1.時間経っていないし。おやつはスケッチしてから、温かいカフェでと考えていたけれど……。はるばる新潟から出店してきたというこのお店とは、きっと今を逃したらもう出会えない。

もちろんおいしくいただきました(*^^*)

コシヒカリの輝きを見よ…!

物価高のご時世で、ふわふわの五平餅がたったの350円だなんて。このお店、毎年イチョウ祭りに来ているのかな。来年も来るなら、絶対また食べに来たい。

スケッチの経過

たまにはとビューファインダーを使って、構図を決めてみました(※ビューファインダーについてはまた後日)。

いつもよりは慎重に下書きしています。

寒くなってきたのと、運動部員の出現によりスケッチ終了。あとは家で仕上げました。

外形さえ決まってしまえば、あとは自宅仕上げで大丈夫。

アクセス

住所:東京都新宿区霞ヶ丘町1−1(明治神宮外苑内)

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